『気づかれないビデオカメラ』は、録画開始時の音もなく、時間を指定しての録画、1分間や3分間などワンタッチタイマー、物体の動きで録画などもあるビデオカメラアプリです。
スマートフォンの機能を活かし、防犯カメラのようなものができないかと思い、作り始めました。先に公開した『気づかれないカメラ』の前に、動画を撮影するアプリを作ろうとしたのですが、当時は、上手く行かず。お盆休みに、いろいろと見直しながら、ようやく、カタチになりました。
録画ボタンを押すとビープ音がなく録画が開始され、停止時にも、もちろん、音がなく、無音で録画ができます。オートフォーカス、指先でズームインとズームアウト、残り空き容量と録画可能時間、画面をタテにしてもヨコにしても撮影できます。
タイマー機能は、何時から何時までと時間指定で録画する『時間指定録画』、撮影画面からボタン一つで決めた時間だけ録画する『ワンタッチタイマー録画』の2つがあります。
時間指定録画は、設定画面で開始時間と終了時間を設定、画面上のタイマーボタンをオンに切り替え、撮影画面に戻ると指定した時間に録画が開始されます。
タイマーボタンがオンになると、通常の録画ボタン、ワンタッチのタイマーボタンはロックされた状態になり、誤動作を避けるようにしています。設定画面でタイマーボタンをオフにすると、利用できる状態に戻ります。
ワンタッチタイマー録画は、撮影画面に1分、3分、5分、10分、15分、30分のボタンがあり、例えば、1分のボタンを押すと、5秒のカウントダウン後、1分間の録画を行います。この時も、他のボタンがロックされ、ワンタッチタイマー録画を途中で停止する時には、OFFボタンを押してください。
時間指定録画中、ワンタッチタイマー録画中でも、設定画面に戻ったり、ホームボタンでアプリを閉じても、通常は、録画の停止処理を行い、途中までの動画として、動画ファイルが残るようになっています。
物体が動いた時だけ、録画を開始する『見守り』機能もあります。歯車マークの設定ボタンの下に、二重まるのボタンがあり、ここを押すことで、10秒のカウントダウン後、見守りモードになります。カウントダウン中、ピントを合わせるため、最初の5秒ほど画面が動きます。
見守り機能の感度は、『気づかれないカメラ』とほぼ同じくらいで、ちょっと改善できた程度です。ただ、スマートフォンのカメラ性能で多少の違いがあり、わずかな変化で録画が開始されるものもあります。
設定画面には、画質とフレームレートの調節があります。画質を上げることで、映像が綺麗になり、その分、動画ファイルの容量が大きくなります。
フレームレート(fps)は、1秒間の画像数になり、多いほどなめらかに見えるのですが、その分、一枚、一枚の画質が下がります。60fpsまで設定できるのですが、画質を高く、フレームレートは30fpsの方が、映像の綺麗さもあり、バランスがいいかもしれません。
車のダッシュボードにスマホホルダーを付け、ドライブ中に録画した際には、映像も綺麗、ヨコ画面で撮影すれば、車の前方が広く映り、車のナンバープレートも見え、電信柱の小さな看板も読めるなど、ドライブレコーダーのような使い方もできそうです。
スリープ状態やバックグラウンドでの録画はできません。録画中、画面に通知などが表示されると、それも、一緒に録画されてしまいますので、ご注意ください。
長時間の録画時には、動画ファイルへの変換処理など、よりスマートフォンの性能が求められそうです。
静かに録画、時間指定やワンタッチでタイマー録画 気づかれない ビデオカメラ
( https://play.google.com/store/apps/details?id=com.saicheck.unnoticedvideocam )
初めて利用する際には、カメラ機能などの許可を求める表示があり、スタートボタンを押すと撮影画面に移ります。初めて録画ボタンを押した時にも、キャプチャの許可表示があります。その後は、許可を求める表示がなくなり、アプリの起動時に、スタートボタンを押すことなく、自動で撮影画面に切り替わります。
こんな時に役立ちます
☆3分間や5分間など時間を決めて撮影したい!
☆ペットや動物に気づかれず、静かに動画を撮影したい。
☆寝ている子供を静かに撮りたい。
☆防犯のため、決めた時間に録画したい。
機能紹介
☆録画ボタンを押した際に、無音で録画を開始
☆開始時刻と終了時刻を指定して撮影するタイマー録画
☆1分間、3分間、5分間など時間を決めて録画するワンタッチボタン
☆物体が動いたら録画する 見守りモード
☆明るさを3段階で切り替える のぞき見防止機能
☆画質は6段階、フレームレート(1秒間のコマ数)は、60から10まで5段階で調節可
☆スマートフォンの内部ストレージの他、SDカードにも保存可
☆タテ画面でもヨコ画面でも録画できる画面切り替えボタン
☆画面のタップでフォーカス、指先でズームも可
☆内部ストレージとSDカードの使用可能な空容量表示 ※設定画面
☆録画時、空き容量不足による自動停止
☆録画できる時間、録画可能時間の表示
録画ボタンについて
録画ボタン(RECボタン)を押すと○が赤くなり録画が開始されます。録画ボタンによる録画中は、録画ボタンの上に並んでいるワンタッチ録画ボタンは使用不可、タテヨコの画面切り替えボタン(上下に矢印がある小さいボタン)も使用不可になります。録画が停止した際に、使用不可になっていたボタンが、使用できるようになります。
タイマー録画について
画面右の設定ボタン(歯車マークのボタン)から設定画面に移り、開始時間と終了時間を設定し、タイマースイッチをONにすることで、タイマー録画モードになります。
タイマースイッチがONの状態になると、撮影画面の録画ボタン、ワンタッチ録画ボタンがロックされ、撮影開始時には、画面切り替えボタンもロックされます。撮影終了後、設定画面のタイマースイッチボタンをOFFにすることで、ロックされたボタンが利用できるようになります。
ワンタッチボタンについて
録画ボタンの上、1分、3分、5分、10分、15分、30分、OFFと書かれたボタンがワンタッチボタンになります。3分のボタンを押した場合、5秒のカウントダウン後、3分間の録画が開始されます。ワンタッチボタンで録画中、途中で停止したい時には、OFFボタンを押してください。
物体が動いたら録画 見守りモード
設定ボタン(歯車マークのボタン)の近くにある 見守りボタン(二重まるのボタン)を押してください。10秒のカウントダウン後に、見守りモードになります。カウントダウン中、ピントを合わせるため、オートフォーカスを繰り返します。
見守りモードでは、映っているものの動きを感知し、1分間の録画を行います。1分間の録画を終えた後、スタンバイ状態になり、再び動きを感知すると録画を開始します。
感度は、スマートフォンにより違いがありまして、画面の2~3割ほどに変化があると録画が始まります。
見守りモード中、通常の録画ボタン、1分や3分などのワンタッチタイマーボタン、タテヨコの画面切り替えボタンはロックされ、使用不可の状態になります。見守りボタンを再び押すことで見守りモードが停止し、ロックされたボタンは、使用できる状態に戻ります。
このアプリは、スリープ状態では動作致しません。スマートフォンの仕様やセキュリティアプリなどにより、正しく動作しないこともあります。
見守りモードを長時間利用する際には、スマートフォンがスリープ状態にならないように設定してください。スマートフォンのスリープ設定は、開発者向けオプションからオフにできます。
スマートフォンの設定に開発者向けオプションが表示されていない場合、【端末情報】の【ビルド番号】を複数回タップすることで表示されるようになります。
のぞき見防止機能
電球マークのボタンを押すことで、明るさが3段階で切り替わり、スマートフォンを横から見られた際に見え難くする機能です。画面の明るさを変更しても、録画している映像の明るさは、変わりません。
スマートフォンの画面の明るさを自動で調節する『明るさの自動調節』がオンの時、または、スマートフォンの仕様などでも暗さの度合いに違いがあり、正しく機能しないことがあります。
撮影された動画について
フレームレート(FPS)は、1秒間のコマ数になります。30の場合、1秒間に30枚の画像になり、滑らかな動きになりますが、その分、画質が下がります。スマートフォンや撮影シーンに合わせて、設定画面からフレームレートを設定してください。
画質は、100、90、80、70、60、50の6段階ありまして、こちらも設定画面から調節できます。選択した際、設定画面の下に、1分間の録画で必要になる容量を表示しています。
動画のタテヨコの比率は、タテ画面で録画した時に 4:3、ヨコ画面で録画した時には 16:9になります。解像度は、スマートフォンの画面サイズを元に固定になります。
空き容量不足による自動停止について
録画中、スマートフォンの内部ストレージやSDカードの容量が、残り50MB前後になると録画が自動で停止します。自動で停止した動画は、視聴できます。
保存について
設定画面から、スマートフォンの内部ストレージ、または、SDカードに保存先を切り替えることができます。
スマートフォンの内部ストレージの場合、最初に録画した際に、INTempMoviesというフォルダを自動で作成し、その中に撮影した動画が保存されます。
SDカードの場合、【Android】⇒【data】⇒【com.saicheck.unnoticedvideocam】⇒【files】⇒【SDTempMovies】の中に保存されます。
設定画面から保存動画の一括削除ができます。スマートフォンを選択すると、INTempMoviesフォルダ内の動画が全て削除され、SDカードを選択した時には、SDTempMoviesフォルダ内の動画が全て削除されます。
スマートフォンの内部ストレージ、SDカードに保存された動画をPCに移動させる際、スマートフォンの各メーカーによる専用ソフトが必要になることがあります。専用ソフトがない場合、フォルダを開いても、録画した動画が表示されず、フォルダも表示されないことがあります。
※ご注意
このアプリは、バックグラウンドやスリープ状態では動作致しません。録画中、ホームボタンを押すと録画が停止し、終了致します。
内部ストレージに保存された動画は、ギャラリーやFilesなど閲覧アプリから視聴できます。録画された動画が、保存先の空き容量を超えた場合、録画の終了処理が正しく行われず、録画した動画が視聴できなくなります。
アプリの動作が遅い場合、画質やフレームレートを下げることで改善されることがあります。スマートフォンの性能に合わせて、ご利用ください。
録画中、画面にメッセージなどのお知らせが表示された際には、その表示も録画されてしまいますので、ご注意ください。
撮影画面の戻るボタンは、誤作動を防ぐため使用不可にしています。
スマートフォンの仕様により、オートフォーカスが機能しないなど正しく動作しないことがあります。
※仕様や機能は、予告なく変更される場合があります、ご了承ください。